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「やまとしずく」分けて頂けることになりました

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秋田県の出羽鶴酒造で醸されている「やまとしずく」は、創業者である伊藤家の屋号で、創業当時は「ヤマト酒造店」と名乗っていたことにゆらいします。

コンセプトは「原材料を全て地元で栽培し、その米と湧水だけで醸される日本酒」。…これって、ありがちな文言ですよね(;^ω^) でもっ!!

レベルの高さが違うんです!!杜氏も含め蔵人を中心に地元農家と酒米栽培会を設立。栽培技術を磨きながら良質な原料米の栽培に努めていらっしゃいます。

「蔵と農家が直接意見交換が出来て、更に良質な原料米を作る。」というレベルの高さなんです!!  これは大信州酒造さん・雪の茅舎さんも同じ事をしています!

普通は、農協などを通して「地元の酒米を買う」「契約栽培だけど、個々の農家さんではなく、村単位の契約なので良い農家さんもいればそうでない農家さんの酒米もごっちゃになって納品される」等々…、理想と現実があるんです。 なので、「蔵と農家が一体になって『良質な原料米を作る』」ことは、とてもレベルの高い事なんです。

更に、夏の間、蔵人さん達が苦労して作った酒米を使用するので「今年の米の特徴を、蔵人たちが把握している」強みがあります! 特に酒造会議をするでもなく、掃除の合間に「今年の米はこうだよな」「こうだから吸水はすくなめだな」と話ししあうそうです。作業効率のなんと良い事でしょう!!

勿論、酒米の成分分析機も「自社」で持っていますので、手触りだけでなく、データとしても正確に「今年の酒米」を把握して、良質なお酒造りに活かしていらっしゃいます。

お酒造りは、春の田んぼの「しろかき」からもう始まっているのが、この「やまとしずく」なんです!

栽培している酒米は「秋田酒こまち」「美山錦」「美郷錦」などなど。

やまとしずくは、蔵からさらに奥に入った山間に水源がある湧水を使用。 この湧水は、この地区が1500万年前、まだ海底だった頃の地層を通過して湧き出る「特別な湧水」なんです。ミネラルが豊富で、お酒に多彩で鮮やかな味わいをもたらすそうです。

「原材料を全て地元で栽培し、その米と湧水だけで醸される日本酒」。

ありきたりなようで、細部にまで想いを込めた、限定流通に相応しい「やまとしずく」。

どうぞお手に取って、ゆっくりと味わっていただきたい作品です(^_-)-☆